いつの日か、自らのアイデアで
新製品の開発を。
ソフト設計
安達 大輝
Hiroki Adachi
機械開発生産本部 製造技術部
2018年入社 理工学部 情報学科卒

開発業務を通じて
プログラミング技術の向上に努める。

錠剤印刷装置とカプセル外観検査装置の立ち上げ、調整、お客様先での品質検査、保守までを一貫して行っています。中でも印刷装置を多く担当しており、装置としての品質を保つための検査プログラムを作成しています。錠剤やカプセルの検査品質を向上させるため、カメラやレンズの選定、新しい画像処理の検証・検討が主な業務です。昨今のデジタル技術の進歩は目覚ましく、新製品を取り入れ、プログラミングを学習し、日々情報収集を心掛けています。

錠剤はさまざまな形や色があり、それぞれどのような問題が発生するかを事前に検討し、リスクに対する改善策を考えることが欠かせません。また、お客様から要望をいただく際、製品品質を一番に考え検査水準を決定します。お客様と協議しながら、本当に欲しい機能を検査のプログラムに反映させることが重要です。
こうした課題に向き合うのはとても難しいのですが、お客様が求められる物を形にできた時、そしていただける感謝の言葉は、何物にも代えがたいやりがいです。

開発したプログラムが
医薬品の製造に貢献できることがやりがい。

錠剤への印刷は、文字の欠けや、インクのかすれ、にじみなど、さまざまな不良パターンが生じます。それらを正確に検知できるよう、装置には画像処理の機能を実装しなければなりません。そのプログラム作成に取り組んでいた当時、私が使用したプログラミング言語は、それまでその機能に用いたことがない言語だったため、本当に苦戦の連続でした。なんとか実装を終え、作成したソフトで新しい錠剤の検査設定を行った時、「非常に重要な仕事に関わっていたのだ」という実感と、達成感を感じたのを覚えています。

クオリカプスで働くことは、「医薬品業界に貢献している」ということです。患者に直接関わってはいませんが、自らが作成した検査プログラムを通じて、錠剤が「正しく患者のもとに届いている」という事実に、この上ないやりがいと誇りを感じています。将来的には、自らのアイデアを製剤関連機器に実装できるまで技術力を高めたいと考えています。今はまだ、漠然としたものにとどまっていますが、技術者としての階段を一歩ずつ着実に上り、いつかは自らの力で新製品を生み出したいです。

08:30

出社。メールチェック、進捗状況・予定の確認。

09:00

装置の調整。

12:10

昼食&休憩。

12:55

検証機を用いた機能の改善検討。

14:00

装置の調整。

17:00

残件整理・翌日の予定確認。

18:00

帰宅。

やる気次第で若い時から
挑戦できる社風のある会社。

クオリカプスは、自分のアイデアを提案すれば形にできる、チャンスにあふれた風通しの良い会社だと思います。若いうちから重要な仕事に挑戦できるし、自分のアイデアから新たなシステム作りに取り組む機会を得ることもできます。さまざまな分野の知識を学ぶ機会もあるので、これから当社で働く方には、多くのことにチャレンジして、技術者として高みをめざしてもらいたいです。