EMPLOYEE Interview 02
ひとつの機械に、
広く深く携わる。
機械開発生産本部 電気開発グループ
S.T
2020年入社(中途) 工学部 情報工学科卒
EMPLOYEE Profile
プロフィール
入社後のキャリア
- 2020年
- 入社後、機械開発生産本部 電気開発グループに配属
- 2021年
- レーザー印刷機の開発(電気回路設計)を担当
外観検査・質量選別複合機の開発(電気回路設計)を担当
インクジェット印刷装置の開発(電気回路設計)を担当
- 2022年
- レーザー印刷機の海外規格認証取得の対応
カプセル充填機の開発(電気回路設計)を担当
- 2023年
- カプセル充填機の開発(制御ソフト設計)を担当
入社動機
前職は技術派遣の形で客先に常駐し、電気関連の業務に携わっていました。約5年勤めましたが、代わり映えしない日々がつまらなく思え、転職を考えるように。エージェントの紹介で出会ったのがクオリカプスです。前職の経験を生かしつつ新たな分野に挑戦でき、待遇や条件も良かったので、ほぼ迷うことなく入社を決めました。
EMPLOYEE Interview
開発機の電気回路設計と制御ソフト設計
現在の仕事内容
機械開発生産本部の電気開発グループに所属し、開発機の電気回路設計と制御ソフト設計に携わっています。具体的には、機械開発グループが設計した通りに動作するよう、電気回路の検討と作図、制御プログラムのプログラミングを行います。さらに、機械が組み上がった後は、デバッグ(バグの特定と修正)を実施し、完成度を高めていきます。また、新技術開発のための試作機の電気設計および組み立ても業務に含まれます。海外のお客様向けの機械では、海外規格認証を取得しなければなりません。厳しい安全基準を満たすために、部品の選定や配線の見直し、一定の条件を満たさないと動かないインターロック回路の追加などを実施しています。
未経験の分野に挑戦する困難と喜び
クオリカプスならではの「あなたの仕事」の面白さ、やりがい、難しさ
ひとつの機械に広く深く携わることができる点に、私は面白さを感じています。現在担当するカプセル充填機の開発においては、電気設計から制御ソフト設計まで一貫して任されています。入社以来、電気設計がメインで、制御ソフト設計の経験はありませんでした。初めての仕事は、何が正解かわかりません。そもそもの設定や電気配線が少しでも間違っていると、思い通りに動かない、あるいはまったく動かない、といったことは往々にしてあります。それだけに、上司や先輩、同僚のサポートを受けつつ、無事に機械を動かすことができたときは大きな達成感を覚えました。1年や2年かかる長丁場のプロジェクトばかりなので、喜びもひとしおです。
クオリカプスならではのチームワーク
入社後は、設計で使うCADやプログラミングツールの教育、配線作業に使う工具の講習など、先輩から丁寧な指導を受けました。ある程度経験を積んでからもサポートは手厚く、わからないことがあればすぐに質問できます。また、協力会社が事業所内の製作室で機械を組み立てるため、自分の手で触って状況を確認できるのもメリットのひとつです。普段から近い距離感で、密にコミュニケーションを図りながら仕事を進めています。
今後の目標
私はもともと同じ業務の繰り返しが性に合わなかったため、クオリカプスに転職してきました。ですので、今後も新しい開発機の設計にどんどんチャレンジしていきたいと考えています。最近の事例として、プロダクトデザインをタッチパネルに取り入れました。機械全体のデザインは過去にもありましたが、タッチパネルは初の試みです。見た目の美しさだけではなく、使いやすさや見やすさ、機械全体の調和にこだわりました。
One Day Schedule 1日のスケジュール
- 08:30
-
出社
ラジオ体操後、グループミーティング
- 09:00
-
設計業務
電気回路の設計・作図・
制御プログラムのプログラミング
- 12:00
-
昼休憩
社員食堂で昼食(日替わり定食)
- 12:45
-
設計業務
機械の動作確認・修正
- 19:00
-
退社
机の整理整頓をして退社